Manfrotto スナップティルトヘッド MLH1HSレビュー

Manfrotto スナップティルトヘッド MLH1HS


Profoto A1をスタンドに取り付けるためのアクセサリーとしてマンフロットのMLH1HSを購入しました。
Manfrotto スナップティルトヘッド MLH1HS
スナップティルトヘッドという聞きなれない名前ですが、要するに、クリップオンストロボ用のアンブレラホルダーですね。
各社同じような機能のものは販売していますが、その中でもとりわけデザインが良くスッキリしているので、気になっている方も多いのではないでしょうか。


早速、Profoto A1を取り付けてみたところ。
なるほど、すっきりとカッコ良く収まります。

このホルダーはいくつか特徴的な機構が採用されていて、ホットシューの取り付け部分はこんな感じ。

黒いグリップがロックになっていて、回すと、両側から締め付けてストロボが固定されると同時に、グリップ自体がせり上がって、ホットシュー部分を覆います。多少緩んでしまっても、物理的に落ちない仕組みです。

かなりしっかり締まりますので、緩むこともなさそうですが!

ティルト部分です。

赤いマンフロットロゴがついている部分がロックネジ。両側(前後)に90°以上振れます。
スプリングが仕込まれていて、ロックが外れても急にガクンと倒れないようになっています。
クリップオンストロボに優しい設計でしょうか。

アンブレラホルダーはネジ締めのシンプルな感じ。
特に光軸をずらすような角度はついていません。

ダボを選びます!ご注意!!

このホルダー、クイックロックが一つの売りだと思うのですが、なんと、通常の16mmオスダボでは最後まで締まりません。
下の写真は一般的なダボに取り付けたところ。

レバーを締めようとしても最後まで締められません!

手持ちのほとんどのダボはダメでした。。
とはいえ、一応ロックはかかる(引っかかる)ので、脱落することはないようです。
ただし、グラつくのと回転してしまうので、この状態で使うのは正直おすすめは出来ません…

メス仕様のスタンドではスピゴットを交換(後述)することで対処できますが、オスダボのスタンドとは相性がありますのでご注意を!

スナップティルトヘッド MLH1HSにはトキスターのスピゴットがオススメ!

Manfrotto スナップティルトヘッド MLH1HSの相方としてオススメできるのが、トキスターのスピゴット「TS-620-ST」 です。

おそらく回転防止用に一部が平面になっているのですが、これがMLH1HSにぴったり合います。

スピゴットの平面部分と、MLH1HSのロック部分を合わせて締めると、グラつきなくピッタリと固定出来ました。相性確認済みでオススメです!