マイクポール marantz Audio Scope B9

marantz professional AUDIO SCOPE B9

「Audio Scope B9」マイクブームポール(マランツプロ [Marantz Professional])を購入しました

Audio Scope B9
Marantz Professionalはプロ向け収音機材を扱うブランドです。
マランツブランドでありながら、実はかなり安価にラインナップされているので、初めて買いそろえる機材にもおすすめです。

今回はアルミ製マイクブームポール「Audio Scope B9」を購入してみました。
伸長が9フィート(約2.7m)、縮長84cm、4段伸縮で687gと軽量。

しかも放送制作にも最適なプロ仕様のマイクポールです。

Audio Scope B9グリップ
持ち手にはMarantz Professionalのロゴが入ったフォーム巻き。
ポールに触れたノイズがマイクに伝わらないようにするために必須です。

実物は思ったよりも太くしっかりしています。その見た目の割には軽いという印象。
Audio Scope B9アップ画像
4段の伸縮部分のロックもアルミ製。
ここはゴム巻きだと良かったかも。回すときに少し痛いかも。
Audio Scope B9ポール
伸ばす。
ポール同士は結構ピッタリ作られている。なので伸縮はすごくスムーズとはいかないが、その分遊びがないので伸ばした時にしなりが少ないと思う。
かなりしっかりした作りで驚いた。
正直、この価格でここまで剛性感があるとは思わなかった。うれしい誤算。
2.7mをフルに使っても不安定さはなさそうだし、カプセル型のウインドスクリーンを使っても全く問題ないと思う。

ロック間にはOリング。この辺りは簡素化されているかな。

それから、回転防止機構がないので、「太い方から伸ばす・細い方から仕舞う」をやらないと他のポールが回ってしまう。
昔の三脚などでは当たり前なんですけどね。
Audio Scope B9ネジは3/8・5/8変換アダプタ付属
先端部。
ネジ径は3/8インチで、5/8インチ変換アダプタが付属。

写真では見えにくいけど、ケーブルを通す溝がある。おそらくケーブル内蔵タイプ(Audio Scope B-9C)と同型。
と言っても、XLRのプラグは通らないので使用することはないと思う。
Audio Scope B9ケーブル穴
底部。
こちらにもケーブル用の穴がありますね。

Audio Scope B9は価格以上にしっかりした製品

このAudio Scope B9は中国メーカー製品と変わらないくらいの価格で売られているのですが、かなりしっかりした実用的な製品でした。
ZP-1などのBlimpスタイルでもそれほどしならずに、十分な強度を持っていると思います。
超軽量なカーボン製がどうしても必要でなければ、長く使える機材として導入できるのでおすすめです!

ケーブル内蔵タイプはこちら
Marantz Audio Scope B-9C 9フィート・ブームポール 【マランツ B9C】

もう少し長めの3.4m・5段タイプはこちら
marantz Professional Audio Scope B-11 (5段階伸長式ブームポール 最長11フィート(約3.4m))