まさかのシングルスロット【Nikon Z7】

【たぶん悲報】ニコンの最新ミラーレスはまさかのシングルスロット仕様

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ニコンから最新のフルサイズミラーレスがようやく発表されました。心待ちにしていた方も多いのでは?

私もD810をミラーレスに置き換え、D850との2台体制にするつもりでした。
音を極力出したくない現場や、動画などミラーレスが有利な場面もありますので。

撮像素子や基本性能はD850と変わらないものの、新しいZマウントの採用や、90%カバーのAF(瞳AFはないですが…)、動画ではN-logなど、後発組としては必要なものはほどんと詰め込んできたかなという印象。

ところが、よくよく仕様を見ていると、とんでもないことに気づきました。。

XQDのシングルスロットを採用


何と言うことでしょう。
ご覧の通り、まさかのシングルスロットです。。

Z6,Z7共に、XQDのシングルスロットが採用されています。

三度見くらいしましたよ…

ミラーレスでボディをコンパクトにしたいのは分かるんですが、そこは削っちゃダメでしょ…

まじかと。

仕事現場では大きなデメリット

このNikon Z7とZ6は、ニコンが言うに「高付加価値路線」なのだそうです。
ニコンの思う付加価値とは何でしょうか。

まぁ、SONYのα7シリーズが高価格でも売れてますから、僕らもそこに行きますよってことなんでしょうが。

それはそうと、仕事でカメラを使う人間にとっては、おそらくシングルスロットはデメリットでしかなく、製品の価値を大きく下げるものです。

お客さんから頼まれた大事なデータを如何に不備なく納品するかは非常に重要なことです。
場合によっては、どんなに綺麗な写真を撮ることよりも大事です。

カード一枚でもデータが飛ぶ確率は低いからなくてもいいということではなく、撮影と同時にバックアップ出来ている安心感と、それが仕事の信頼にもつながるのですよね。

画質は優れているかもしれません。
レンズは素晴らしいかもしれません。
ボディは堅牢かもしれません。

でも、一番大切なデータを守るということを、なぜニコンは捨てるのか。

もしかしたら、プロをターゲットにしていないのかもしれませんね。
フラッグシップとしてα9以上の高価格帯の製品を発売するのかも。

もしくは一発逆転で、スロット付きのバッテリーグリップでも出しますか(笑)