超小型Vマウントバッテリー「FXLION NANO ONE」が本当に小型で優秀!
FXLIONというメーカーから発売の超小型Vマウントバッテリー「NANO ONE」。
これまでのVマウント用バッテリーの半分以下のサイズで、汎用性の高い注目のバッテリーを購入しました!
「FXLION NANO ONE」は、超小型ながら50Whの容量と、Dタップ、USB-Cといった電源出力・入力を備えた新しいVマウントバッテリーです。
FXLIONとは
FXLIONというあまり聞きなじみのないブランドですが、中国の会社で、リチウムイオンバッテリーパックを20年以上生産しています。
日本での取り扱いはKPI(株式会社ケンコープロフェショナルイメージング)となっており、安心して使うことができると思います。
今回発売されたのは、容量が50Whの「NANO ONE」、98Whの「NANO TWO」の2種類。
縦横寸法は同じで、厚みとチャージ速度などが違います。
また、同時に2連プレートやNP-F変換プレートなどのアクセサリーも発売されており、最近の中国メーカーの柔軟性には驚きますね。
FXLION NANO ONEのレビュー
ここからはFXLION NANO ONEのレビューです。
意外にも、というと失礼ですが、なかなか綺麗なパッケージで、製品が実寸でデザインされています。サイズの小ささが売りですからね。
手に取ると、その小ささに驚きます。
これ、Vマウントバッテリーですからね!
しかも軽い。
裏面はしっかりVマウントです。(当たり前ですが…)
Vマウントプレートは位置決め用のガイドが出っ張っているものがあると思いますが、このバッテリーはその内側に収まるサイズです。
干渉しないので安心してください^^
これまでVマウントバッテリーを使っている方は、それだけでいかに小型かわかると思います。
液晶ディスプレイ付き。
最近は主流になりつつありますが、残り容量の情報が一目で把握できるのでありがたい。
中央の丸いボタンを押すとディスプレイが点灯します。
また、ボタンの周囲がバッテリー残量メモリにもなっています。
端子は、Dタップ・USB-A・MicroUSB・USB-Cです。
Dタップは写真の向きです。
ゴムの端子カバーがありますが、特にUSBのほうはペラっとした感じなので、あってもなくてもいいかなと。意外と邪魔になるので。。
USB-Cで充電できるのはとても大きなメリット
Vマウントバッテリーと言えば、これまで専用の充電器が必要で(一部Dタップ充電が可能な機種もありますが)、これが高い!
導入するネックになるところではないでしょうか。
FXLION NANO ONEはUSB-Cでの充電が可能。
macbookproのアダプターで充電ができてしまうのですね!
専用の充電器を買わなくて済むのはとてもありがたい。
メーカーの仕様書でちょっと分かりにくい部分がありますが、USB-Cでの充電は確認済みです。
FXLION NANO ONEは、小型バッテリーとしてとても優秀
うちではBMPCC4Kの外部バッテリーとしてこのFXLION NANO ONEを使っていますが、非常に良いです。
BMPCC4Kで3時間くらいは余裕で録画できますね。(落ちるまで使ったことはないですが、検証動画などでは3時間30分くらいいけるようです)
また、リグなどにはSMALLRIG V-マウントプレートなどで簡単に組み込めるので、DタップやUSBから電源を供給できるシステムには最適なバッテリーだと思います。
このあたりのレビューはまた後程追加します^^
こちらは98WhのNANO TWO