AmericanDJのスモークマシンVF400をテスト!
ADJ(アメリカンDJ)のスモークマシン(フォグマシン)VF400を購入してテストしてみました。今回はサウンドハウスで購入。
スモークマシンはライブハウスや舞台などのステージで、煙の演出としてよく使われています。最近では写真撮影での作例も増えていて、使ってみたいと思っているカメラマンも多いのではないでしょうか。
今回使ったVF400はスモークマシンとしてはとても安価です。お試しや1回限りでも使えそうな金額ですね!
内容はこんな感じ。サイズとしてはモノブロックストロボくらいで、軽量・コンパクト。
吹き出し口。シンプル。中にノズルがあります。取り外したりは出来ない模様。
背面。コントローラーコネクタ(上)と、電源コネクタ(下)。
スイッチ類はありません。電源はコードを挿すとONになります。(OFFには出来ない)
なので、常時設置する場合はスイッチ付きの延長タップなどを利用するといいと思います。
また、スモークのスイッチはコントローラーのみで、本体にはボタンはありません。
緑のボタンを押している間だけスモークが出ます。
持ち手は自分で取り付けます。後ろ側には畳めます。(ちなみに前方に倒しても吹き出し口にはかからないようになっています。)
フォグリキッドはこちらから。金色のチューブ先端から吸い上げます。ゴミを吸い込まないようにフィルターになっています。(ゴミやチリの混入は目詰まり故障の原因となるので注意しましょう!)
お試しサイズのリキッドもついています。
気になると思いますが、フォグリキッドの材料はプロピレングリコールで、食品にも使用されており人体には無害です。
さて、実際に使ってみました。
到達距離はそれほどでもないです(写真よりはもっと伸びます)が、スモークの量は結構出ます。
大きなライブ会場では足りないですが、スタジオなどでは十分です。
50㎡くらいのスタジオでは、換気をしないとすぐに充満しました。
コンプレッサーの動作音もほとんどしません。とても静か。(初期稼働でリキッドが空の時だけ音がします。)
ちなみにヒートアップは5分くらいかかります。
400Wとヒーターが控えめなので、連続での噴射には向きません。(1分噴射・1分待ちみたいな感じ)
VF400はとても安価なスモークマシンですが、用途によっては十分戦力になります。
特に写真やムービーなどで規模が大きくない場合、軽量コンパクトで非常に使い勝手がいいです。
実は、スモークマシンはとても故障の多い機材なので(そのほとんどが目詰まりです)、こういった安い機材を壊れたら買い換えるくらいの感覚で使うのもいいかもしれません。