EOS R5の8K動画、これは切り出しでいける画質!


キヤノン EOS R5が発売されて、レビュー動画がたくさん上がるようになってきましたね。

動画については熱問題で色々と言われていますが、現状、最上級のミラーレス一眼だと思います^^

さて、そんなR58K動画がかなり良いのでちょっとみてください。


(出来れば画面右下の画質選択から「8K」を選んでフルスクリーンで観てみてください)

いや、これは良いです。
切り出しでいけそう。本当に!

これまで、クライアントに「写真撮らなくても動画から切り出せばいけますよね」って言われて、「んなわきゃないだろ」ってのがこれまでの本音でしたから(笑)

え、画素数足りてれば切り出しいけるの当たり前でしょ?と思った方、考え方としてはそうなんですが、現実的にはそうではないです。

8Kの動画は7680×4320ピクセルなので、3000万画素クラスのカメラに匹敵するわけですから、画素数だけ見れば切り出しで使えると思うわけです。
ところが動画の場合、圧縮方式によるのか、精細感のなさやノイズの多さなどから、正直簡単に切り出しで使えるというのは難しく、これまでの4Kカメラで使えると思ったことはありません。

この動画は8K30P、10bit 4:2:2 CLOGで撮影した素材を、Premiere Proを使ってHEVC 10 bit 4:2:0で書き出したもの。
しかもyoutubeでこの画質というのは驚きです。
鳥の羽の1本1本、色や質感も綺麗に表現されています。
さらにレンズは最近発売された比較的安価な800mmF11(一部に1.4倍のテレコン使用)ですから、上のクラスのLレンズであればより切れがよくなりますね。

ようやく現実的に切り出しを使えるカメラが出たか、という印象です。