Blackmagic Design 「ATEM mini」と「ATEM mini Pro」の違い

Blackmagic Design ATEM miniとATEM mini Proの3つの違い


ATEM miniスイッチャーを使用すると、プロフェッショナルなマルチカム・プロダクションを簡単に作成して、YouTubeのライブ配信や、SkypeやZoomを使った革新的なプレゼンテーションを実現できます!
新型コロナウイルスの影響で、リモートワークやWEB会議、授業の配信をしなくてはいけないときにATEM Miniはとても便利な機材です。

ATEM Miniには「ATEM mini」と「ATEM mini Pro」のモデルがあり、Proのほうがより複数の機能を搭載しています。

この2機種にどのような違いがあるのでしょうか。
機能の違いは大きく分けて3つ。

紹介しますので購入の際の参考にしてください。

1.イーサネット経由でライブ配信


まず一つ目は、ATEM mini Proはイーサネット経由で直接ライブストリーミングが可能です。
YouTubeやFacebook、Twitchなどに高品質でライブ配信でき、コマ落ちも生じず、設定も非常にシンプルなことが特徴。

ATEM MiniではUSB-Cからウェブカム出力(PCでATEM Miniからの映像をウェブカメラとして認識する)での接続となります。

手持ちのカメラをウェブカメラとして使いたい場合や、収録ベースの場合はATEM Miniでも十分な機能を持っています。
より本格的にライブ配信を行いたいのであればATEM mini Proをオススメします。

2.プロ仕様のマルチビューを搭載


ATEM Mini Proは、接続している4つのビデオ入力に加えてプレビューとプログラムを1台のHDMIテレビやモニターで確認できます。
画面配置など、スイッチングの際にもわかりやすいと思います。

HDMI出力をマルチビューとして使用するので、配信はイーサネット経由もしくはUSB-Cウェブカム出力、収録はUSB-Cポートからとなります。

3.USBフラッシュディスクへのH.264収録


ATEM mini Proでは、USB-Cで接続したフラッシュディスクに直接H.264での収録が可能です。
ライブ配信した内容をレコーダー不要で収録できるので非常に便利です。

まとめ

いかがでしょうか。
ATEM mini」の全機能に上記の3つの機能を加えたのが「ATEM mini Pro」になります。

予算があれば「ATEM mini Pro」をオススメしますが、値段に結構差があるので、迷ったら「ATEM mini」でも問題ないと思います。通常のスイッチャーであればATEM miniでも十分な機能と言えるので。

現在、需要が多く、各店舗とも入荷が不確定なようですので、予約もしくは入荷状況をチェックしてみてくださいね。

【販売店リスト】
ATEM mini(楽天各店)
ATEM mini(フジヤエービック)
ATEM mini(サウンドハウス)

ATEM mini Pro(楽天各店)
ATEM mini Pro(フジヤエービック)
ATEM mini Pro(サウンドハウス)