パナソニックが動画に特化したフルサイズミラーレス「LUMIX S1H」を発表

パナソニックフルサイズミラーレスLUMIX Sシリーズの新機種が正式に発表されました！
S1やS1Rの動画機能に「ん？」と思っていたらこういうことですか。

S1Hは、「S1」をベースに、前面にも録画ボタンが追加されたり、サブ液晶が大型化されたりと、動画撮影に特化したデザインに変更。またファンが組み込まれ、記録の時間制限がなくなったとのこと。

背面の液晶パネルとボディの間に排熱ファンが導入され、長時間の撮影でも安定した動作が可能に。その分、ボディの厚みが増しています。
ファンは速度などの細かな設定もできる。

液晶はバリアングルに。モニター最高輝度を「GH5/GH5SやS1R/S1」と比較して約150％に向上させている。

S1のサイズでこの厚みなので、かなり大きいカメラです。USB-Cからは給電も可能。

スロットはSDXC UHS-II/V90（ビデオスピードクラス90）対応が2スロット。（S1/S1RはXQD+SD）
ALL-Intra（最大400Mpbs）の高ビットレート記録に対応するあたりはさすがパナソニック。
他メーカーもIntraフレーム対応しませんかね？

さて、センサーは2420万画素35mmフルサイズセンサーでローパスフィルターはありとのこと。
デュアルネイティブISOに対応しており、高感度での撮影には非常に強いです。
すでにYoutubeなどでインプレッション動画が上がっていますが、ISO12800くらいではほとんどノイズ感がなく完全に実用範囲です。

そしてこのカメラの最大のポイントは6K24p（16:9では5.9K30p）と、10bit Cinema4K/60pでしょう。
V-Log対応ダイナミックレンジ14ストップで、シネマカメラと言っていいですね。

動画の質感などはEVA1に非常に近い感じ。
これらのVARICAMと組み合わせての撮影を想定しているようです。

海外の価格で$3,999とのことで、日本では50万くらい（！！！）になりそうです。。