D850を検証する-動画編-

発売直前!D850のスペックを検証してみる その2

いよいよ9月8日に発売のNikon D850の基本スペックを検証!動画編です。

4K UHD(3840×2160)動画対応!FXサイズフルフレーム

D850ではFX(35mmフルサイズ)フォーマットのフルサイズでの4K UHD動画撮影が可能です。35mmのレンズ特性を活かした撮影ができます。
また、DXベースで、スーパー35mm相当での撮影もできるので、シネマカメラとのマッチングもいいでしょう。

HDMI出力で外部録画機器と接続すれば、4:2:2 8bitでの収録が可能とのこと。
D810でも動画画質には定評があっただけに期待できそうですね。
4:2:2 10bitやRAWでの出力はないようです。

フルHDでは、「120pスローモーション」「電子手ぶれ補正」「アクティブD-ライティング」が可能

30pでは4倍のスローモーション撮影ができます。DXフォーマットはともかく、画質ノーマルが惜しい!
ところで、電子手ぶれ補正ができるなら、電子ズームが欲しかった。。
この高画素機であれば、結構な倍率になったはずなので、これなんとかなりませんかね…
現状、ニコンには電動ズームレンズないですし。

動画専用の緩やかな露出制御

パワー絞りとISOオートで無段階で滑らかな露出制御が可能に。動画撮影では必須ですね。D810では段階的だったので。
また、露出補正と絞り(被写界深度)の調整もボタン割り当てで、こちらも無段階で滑らかな調整が出来るとのこと。これ、変化の速度が設定できたらいいと思うんですけど、どうなんでしょうか?

ピント確認が容易な「ピーキング」(フルHD、HD時のみ)

画面でピント位置が確認できるピーキング表示が搭載されました。
ただし、フルHDに限定される模様。
むしろピントがシビアな4Kで欲しい機能な気がします。私は外部録画機のモニター(BlackmagicのVideoAssist 4k)を使うので、まぁいいんですが…

頑張ったんじゃないかなニコンさん

少し文句も言いましたが、ニコンにしては頑張ったほうではないかと思います。動画では遅れをとっていましたし、ちょっとは追いついてきたかな?
あとは使い勝手の悪いところはファームウェアアップデートでやってもらうのと、電動ズームレンズでしょうか。

そういえば、AFに関して、動画用にスムーズなピント合わせみたいなものはないですね…あ…。

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