【Profoto A1】不具合のアナウンスとアップデート

Profoto A1」で一部のハードウェアに不具合のアナウンス

プロフォト A1 AirTTL-N (ニコン用) 901202

以前の記事「【Profoto A1】バッテリー消費が激しい!?【レビュー】」で、Profoto A1のバッテリー消費問題についてレビューしましたが、Profoto社より、一部の初期ロットでのハードウェアの不具合がアナウンスされています。

Profoto A1用バッテリーの容量につきまして、最高出力で350回という公式参考値を大幅に下回っているというお声を一部のお客様からいただいております。原因といたしましては、以下の二つが考えられます。

1.ファームウェアが最新でない。

解決法- お手持ちのProfoto A1のファームウェアを、最新のファームウェアに更新してください。2018年7月26日現在、最新のファームウェアバージョンは「B5」です。更新を行う場合は、My Profotoに登録またはログインし、最新のファームウェアをダウンロードの上、インストラクションに従って本体へのインストールを行ってください。ファームウェア更新方法は、こちらをご覧ください。

2.ハードウェアの不具合(最初期に製造されたユニットのうち一部)

最初期に製造されたユニットのうち一部で、スタンバイモードで使用していない時に、ヘッド部の過熱が発生します。この問題はズームモーターの不具合に関連しており、これに伴ってズームモーターの発熱とバッテリーの消耗を早める可能性があることを確認しました。

不具合判別方法 –ファームウェアを最新の「B5」にアップデートした上で、以下のテストを実行してください。

a. お手持ちのProfoto A1の電源をつけ、室温の環境でスタンドバイモードにしてください。
b. スタンドバイモードのまま、15-20分放置してください。この間絶対にA1を触らないでください
c. 本体ヘッドに明らかな温度上昇が認められる場合、ご購入いただいた販売店までお問い合わせください。

注意1:上記の不具合は、撮影結果に直接の影響を及ぼすものではありません。

注意2:これら判別方法をお試しいただく際、屋外や直射日光の当たる場所や、製品使用後には正確な判別ができませんので、あらかじめ製品が常温の環境に戻ったことを確認した上で行ってください。
(Profoto公式サイトより)

まずは最新のファームウェアにアップデートすることが前提ですが、発売初期に購入された場合は、2の手順で一度確認されるといいかと思います。

ちなみに、当方ではヘッド部が熱をもつことを確認しています。

販売店に問い合わせたところ、「現時点で修理パーツが国内に入荷しておらず、修理受付が開始できない状況」とのこと。
受付体制が整い次第、Profoto側から各販売店へアナウンスがされる予定らしいので連絡を待っているところです。

どうやら、今回のバッテリー消費が大きい問題はここにあったようです。
まだ検査をしてもらっていないのでわかりませんが、A1良い機材なので、これで何とか解決するといいなぁ。